私のヒーロー=ヤンキー君☆
「……なぁ、龍。」
「ん?どうした?」
廊下を歩いていて、龍に話しかけた。
「あの2人、どこ行ったんやろうな。」
「まぁ…そのうち帰ってくるだろ。」
「おう……」
そうしてクラスに帰って来てしばらくした時、また龍に話しかけた。
「なぁ…ホンマに、茉智とりまどこに行ったんやろうな…」
「……気になるのか?」
「いや…別に……」
気になっとるわ!!
「あー!!」
幸平はとうとう発狂した。
「どこ行ったんや!!」
「落ち着けって…」
「わかってんねんけど、やっぱり気になんねん!!」