私のヒーロー=ヤンキー君☆
「なぁなぁ、いい加減俺にアドレス教えてくれへんか?鳳ー。」
「……あ?何でお前に教えなきゃなんねぇんだよ。」
羽柴くんは何かと龍雅にちょっかいを出す。
まるで兄弟みたいで、思わず口元が緩む。
「本当にうるさい!」
「茉智もや!俺にアドレス教えてくれへんの?」
「嫌よ!私あんたのこと嫌いだもん!!」
そう言うと、フンッと顔を背ける。
「みんなして酷いわー…」
そんなことをみんなでやってるうちに、毎日4人で過ごすようになっていた。