kissmark
白い首筋が、好き。


少し尖った顎から、広い肩へと弧を描く緩いラインが。

男らしい喉仏が蠢く様が。


その無防備な首筋に、噛みつきたいとさえ思っちゃうの。








「……あ」



背中に浮かぶ汗もそのままに。ベッドに突っ伏す彼の首筋に、浮かぶ赤い痕。


明りを付けたその瞬間。この目ははっきりとそれを捉えた。
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