赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜
『当然です』という言葉を期待した。
なのに……。
「…………」
またもや優しい微笑みのまま沈黙された。
そして彼はその状態のままキサラから離れて行き、ついにはドアから出て行ってしまう。
「……」
(一言も答えないで立ち去られちゃった……)
まさかとは思っていた。
この手の噂はただの噂にすぎない事が多い。
なのに……。
「…………」
またもや優しい微笑みのまま沈黙された。
そして彼はその状態のままキサラから離れて行き、ついにはドアから出て行ってしまう。
「……」
(一言も答えないで立ち去られちゃった……)
まさかとは思っていた。
この手の噂はただの噂にすぎない事が多い。