君の声がききたい
ぴたりと動きが止まる沙和。
あの日の“約束”…
俺が手話を覚えたら“付き合う”って…
もし、沙和が早く手話を覚えて欲しいって思ってくれてたら・・
それは早く付き合いたいって…ことなのか・・?
「………」
沙和は特になにも言わず、くいっと口角をあげて笑った……
……。
これはどうゆう意味だろ(汗)
聞きたいけど、傷つくの嫌だから黙っとこ。
【品川 SEA WORLD】
電車を乗り継いで、目的地である水族館に到着した俺たちは、
水族館の入り口でハルちゃんたちを待つ。
「沙和――!奏くん――!」
!
数メートル先に、ハルちゃんが俺たちに手を振っているのが見えた。
俺は沙和の肩を叩いて呼び、ハルちゃんを指差して教えた。
「お待たせ〜待った?」
「いや。今きたとこ」
ハルちゃんと合流する、俺と沙和。
「あ、紹介するね。私の彼氏の……」
「筒井 隼人(つつい はやと)です」
!
あの日の“約束”…
俺が手話を覚えたら“付き合う”って…
もし、沙和が早く手話を覚えて欲しいって思ってくれてたら・・
それは早く付き合いたいって…ことなのか・・?
「………」
沙和は特になにも言わず、くいっと口角をあげて笑った……
……。
これはどうゆう意味だろ(汗)
聞きたいけど、傷つくの嫌だから黙っとこ。
【品川 SEA WORLD】
電車を乗り継いで、目的地である水族館に到着した俺たちは、
水族館の入り口でハルちゃんたちを待つ。
「沙和――!奏くん――!」
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数メートル先に、ハルちゃんが俺たちに手を振っているのが見えた。
俺は沙和の肩を叩いて呼び、ハルちゃんを指差して教えた。
「お待たせ〜待った?」
「いや。今きたとこ」
ハルちゃんと合流する、俺と沙和。
「あ、紹介するね。私の彼氏の……」
「筒井 隼人(つつい はやと)です」
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