君の声がききたい
がやがや


「私たち、お土産見てくるねー」

「いってらっしゃい」



昼食後

俺たちは、水族館内にある土産屋に立ち寄った。





――『奏は?なんか買わないの?』


土産屋の前で、沙和が俺に聞く。



――『いやいや(汗)あったら気持ち悪いから』

「ハハ」


俺が言った言葉に、隣にいるハルちゃんの彼氏が笑った。



――『俺たちそこのベンチにいるから』

――『わかった〜』


俺がそう言うと、沙和はハルちゃんと土産に入って行った。

俺は、ハルちゃんの彼氏とベンチに座る。






えっ‥と。

話題話題………



「奏くんは、ハルたちと同じ大学なんだよな?」




話題を探していたら…ハルちゃんの彼氏から話しかけてきた。

ちょっと助かったぜ(汗)




「そうだよ。つーか、奏でいいよ」

「あ、本当?じゃー俺も隼人でいいから」

「うん」


話しやすい感じだな。





「ハルちゃんと…幼なじみなんだって?」


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