君の声がききたい
俺はそんな沙和に、どんどんどんどん詰め寄った……


そして…




――『じゃあ‥また明日……』

「………!」


突然‥沙和から唇を離して、俺はそう一言言うと…

勢いよく玄関のドアを開け、外に出た。





ザ…ザ…ザ

ザザ


スニーカーが、地面に当たる音がやけに耳に響く。

俺はエレベーターを通り越し、階段で下を目指す。




アブね。

もうちょっとで理性が爆発するとこだった(汗)


なんなんだ、沙和のやつ…

妙に積極的だし…


さっき…俺の足にあいつを挟んで座った時は、すげえ恥ずかしがってたくせに……

変なとこは積極的だ(汗)



あいつ(沙和)…

危険人物だな(汗)






俺はそんなことを考えながら、家に帰った…

家に着くと、沙和からメールが入っていた。



――――――――――
【沙和】
【Re:】

今日はありがとう。


明日は何時に待ち合わせする?
早く会いたいね(〃▽〃)


ーENDー

――――――――――


今、会ってたばっかじゃねえか(汗)


ま。

会いたいけどね。
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