君の声がききたい

舞い降りた天使

修也side


俺は生まれながらのロマンチストだ。

昔からそうだった。


趣味はサッカーと恋バナ。

愛読書は、姉の少女漫画。





「ちょっと修也!私の本棚から、また漫画持ってったでしょ!?」


血相を変えながら、俺の部屋に入って来る姉ちゃん。




「いいじゃん。少女漫画は俺の癒やしなんだよ」


ベッドに寝転がり、漫画を読みながら言う俺。




「…ったく。読んだら元の場所に戻しといてよね」

「はいはい」


俺の部屋から出て行く姉ちゃん。

俺は読んでいた少女漫画をそっと閉じ、しばらく漫画に浸る。




ああ…いい漫画だぜ。

続きが気になる…


俺は薫(←読んでいた漫画の主人公)の見方だ。



そして横にあったタバコに火をつけ、天井をぼんやりと見上げた…







失恋。


その言葉が、今の俺の状況にぴったり合っている…



俺は先日…

1年付き合った彼女と別れた。



原因は………


うーん…

話したくないからカットね。
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