君の声がききたい
もう普通の会話してるし…

さっきまで、あたしの服に手を入れてたとは思えない…


男の子って、こんなに切り替え早いの!?





「なんか飯ねえの?」




「あんた…家に帰ればご飯あるんじゃないの?」


もうすぐ夕飯時だし…





「今日はお前と飯食う。まだ一緒にいたいし」



あ…そうですか(///)





「じゃあ、家に連しときなよ」

「うん」


恥ずかしさ押し殺し、わざと冷たい言い方をしてしまう…



あたしって…かわいくないな。

でも隼人なら、こんなあたしの性格も、きっとわかってくれている はず。


だからあたしも、隼人じゃなきゃだめなんだ…

あたしのことをわかってくれている隼人じゃなきゃ、あたしはきっと無理なんだ…



多分それは…

隼人と出会った日から決まっていたのかもしれない…


二人がこんなふうに結ばれるのは、

時間の問題だったのかな…
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