君の声がききたい

自分のこんな気持ちを…文章にして伝えるのは、かなり恥ずかしいこと。

でも、これが俺の正直な気持ちだった…



だけど沙和は、メールを打つ手を止めてしまっている…

戸惑っている証拠だ…




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【TO】

お前は俺の事どう思ってる？

ｰENDｰ

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俺がそっと携帯を差し出すと、沙和は指をゆっくりと動かしてメールを打った。





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【TO】

まだ…わかんない…

友達としては好き。

ｰENDｰ

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微妙な答え(汗)

俺はすぐに返事を打つ。




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【TO】

俺もしかして信用ない？(笑)

ｰENDｰ

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そう言うと、沙和はちょっと笑ったあとメールを打った。



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【TO】

ちょっとね(笑)

ｰENDｰ

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「…マジかよ(汗)」


クククと笑う沙和。

沙和は続ける。



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【TO】

ってゆうか…
本気で言ってる？

ｰENDｰ

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「は！？」


本気って……