HERO
「不真面目な生徒?それは生徒が可哀想だね。生徒どうこう言う前に、自分の問題点見つけるのが先でしょ。私、あんたの授業聞いてて眠くてしょうがなかった」
「美亜さん!」
うるさいな、わんこ。
馬鹿は黙っててよ。
「授業がつまんないから寝るんでしょ。魅力がないから寝るんでしょ。あんた少しでも生徒にちゃんと伝えようって思ってんの?カリキュラムこなしてるだけじゃ、誰もついてこないよ」
誰も何も言わなかった。
教授は黙って私を見てる。
お前なんかにそんなこと言われたくない、とでも思ってるんだろうか。
「美亜さん!」
うるさいな、わんこ。
馬鹿は黙っててよ。
「授業がつまんないから寝るんでしょ。魅力がないから寝るんでしょ。あんた少しでも生徒にちゃんと伝えようって思ってんの?カリキュラムこなしてるだけじゃ、誰もついてこないよ」
誰も何も言わなかった。
教授は黙って私を見てる。
お前なんかにそんなこと言われたくない、とでも思ってるんだろうか。