あたしの秘密
「何する?」
「…………………」
「ねぇ、楓?」
何も反応しないから、楓の顔を覗き込んだら、いきなり両手を押さえて押し倒された
「ちょっ……」
口にタオルをあてられ、首にビリビリッと感じそのまま意識がなくなった
目を覚ますと、見たことがないところにいた
床はコンクリートで、建物が古いから倉庫にいてるのだろう
眠っている間に連れてきたのだろう
辺りを見渡すと、もう1人倒れていた
薄暗いから誰かまでは分からなかった
誰かが来たから寝たふりをした