あたしの秘密

お兄ちゃんが来て、少し安心した


「やっと来ましたか、ヒーローさん♪」

「お前何やっているんだ?」

「何ってヒーローさんの大切な妹と母親を拉致っただけだけど?」

「そういうことじゃねぇ!!なんでこんなことしたんだ!?」

「ヒーローさんに特別に教えてあげるよ♪お前の存在がムカつくんだよ。どこにいても、雅樹雅樹、誰も俺のこと見てくれない。挙げ句の果てに俺と比べられ、いつも俺が下に見られる。俺の気持ちお前に分かるか?」

「だからってこんなことしていいのか?」

「まだヒーローぶってるのか~、いつまで続くのかな?」


そういうと、ポケットから出した


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