あたしの秘密

歩いていると


「離してください!!」


チッ また関係ない人に手を出したな


声がするほうへ行くと
1人の女の子が数人の男に囲まれていた。


「ねぇ、集団で女の子囲むなんて恥ずかしくないの?」

「あ゛?」

「根性たたき直そうか?」

「黙れやー!!くそ女!!」

「くそ女で結構」


殴りかかってきたから、ひょいとよけた


「遅っ!! もうちょっと本気出ないの?」

「くそっ!!」

「次 あたしいくね」


そう言うと数人の男の腹を殴って
そのまま気絶させた。


「弱っ!! あっ、大丈夫だった?」

「あ、はい。助けてくれてありがとうございます!!」

「いいよ、困っている人を助けるのは当然でしょ?」

「あの~お名前は?」

「えっと、本名は答えられないけれど蝶華ってわかる?」

「はい!!蝶華さん助けてくれてありがとうございました!!」

「夜だから、家まで送るよ」

「いいんですか?ありがとうございます!!」

「じゃあ帰ろっか」

「はい!!」


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