あたしの秘密

「あれ?野宮さん?」

「うん?あっ、向くん」


向くんは、クラスメートなんだ


「どうしてここに?」

「この子と遊んでるんだ~、向くんは?」

「俺もダチとなんだ~」

「へぇー、じゃあまた明日ね~」

「おぅ、またな~」


向くんと別れ、部屋に入った。


「あたし、トイレに行くから先に歌っといて」

「わかった~」


あたしはトイレに行き、
部屋に戻ろうとしたとき誰かにぶつかってしまった。


「あっ、すみません。」


うん?この顔どっかで見たことある…
蝶華のときではない。
じゃあどこで……


「颯ー!!早く行こうぜ!!」

「おぅ」


あっ、向くんだ
颯?そんな名前の人いてたようないてなかったような…。


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