あたしの秘密

「あっ、すみません。」


そいつは野宮の隣にいてた女だった
よーく顔を見たら美人だった
しかも服が似合いすぎて、じっと見ていると


「颯ー!!早く行こうぜ!!」


悠斗が声をかけてはっと我にかえった


「おぅ」


と言って、部屋に入った。
歌っていてもあいつのことが頭から離れなかった。

そして歌い終わって悠斗と別れて
街をぶらぶらしていると誰かとぶつかった。


「お前俺にぶつかってくるとは随分生意気なガキだな」


いやいやいやいや、ぶつかったのはあんたでしょと心の中でつっこんでいると
路地裏に連れて行かれた。
すると1人の男がけんかをふっかけてきた。
面倒くせぇと思いながらしていると


「ねぇ、その子と変わってあたしとけんかしようよ」


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