あたしの秘密

授業に出るのも、面倒くさくなり
有香にメールで伝え、屋上でサボった
陽に当たって気持ちよくなり、うとうとしていたら


「………い………い………」

「おいっ!!起きろよ」

「えっ!!颯くん!?何でここに!?」

「野宮から授業サボってここにいるって聞いたから来た」

「なるほどね……」

「なぁ、授業出ねぇならサボらねぇか?」

「どこに行くの?」

「俺んち」

「えぇーーーーーーーー!?」


は、は、颯くんの家!?
うそー!!
夢だと思い、頬を引っ張ってみたら


「いひゃい……」

「当たり前だろ」


颯くんはあたしの行動見て呆れていた


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