あたしの秘密
家の前に着き
「ここがあたしの家」
「はっ……!?」
「大西組、やくざよ。お父さんが組長で、次期組長はあたし」
颯はずっと目を見開いていた
そりゃそうよね…
彼女の家がやくざでしかも次期組長だもん
「なんかすげー」
「あたしも最初はびっくりしたよ。でもみんないい人だよ」
「みんな家族みたいな存在だしね。さ、入って」
「「おじゃまします」」
「「「「「有香さん!!お久しぶりっす!!」」」」」
「久しぶりー!!今日の夕ご飯は!?」
「今日はお寿司です!!」
「やった♪」
「あのー、そちらの方は……」
祐貴が聞いてきた