みみたぶ
絡めて
絡めて
絡めて
絡める僕の欲望
君の心も
君の唇も
君の身体も
全てに僕の指を絡ませたい
そっと触れる君の息が
僕の欲望に快楽を与える
甘く咬まれた僕の肉は
ふわりと現実から遠ざける
触れている
触れられている
一人じゃないんだと
感じれるなら
君の全てを
僕に教えてほしい
君は純真だけど
小悪魔のような
笑顔で
何度も
僕の“みみたぶ”を
甘噛みした――。
君が残した痕が
僕を奪った真実になる