ご奉仕ワーリィ
乗っけられたさい、彼の片膝が軽く立てられて、私のあれに当たって……って!
「な、こすっ、こすら……っっ」
「俺は動かしてませんから。陛下が自ら動かしているのでは?」
「バッ、そんなわけ……っ」
ない、と言う辺りで、彼が私の首筋に舌――じゃなくて、吸い付いてきた。
皮膚が持ってかれる萎縮の感覚に、ぞくぞくと震えが出てきた。初めての感覚だからか、もしくは――
「ああ、陛下。俺のせいで綺麗な肌に痕ついちゃいましたね」
彼の愛情が体に宿されたことを感じて、嬉しさが滲み出てきたのかもしれない。
「汚した俺は厳罰ものですね。お叱りはあとできっちり受けるつもりですが……、陛下も俺のズボンを汚したのでおあいこということにしといてください」