ご奉仕ワーリィ


「汚し……って、これはあなたが、膝を……!」


「言い訳ですか、そうですか。ですがあなたのお言葉は絶対であり、間違いなんかない。故に、俺は悔いて、今からでも部屋に戻って、反省文を書かなければなりませんね」


「え、戻るって……」


「何か問題でも?」


「だ、だって、それは、その……離れるって……」


「そうなりますねぇ。俺は陛下と一晩を共にしたいと思っていましたが、陛下がお怒りのようなので部屋に戻ります」


「う……お、怒ってなん、か……」


「さすがは陛下、お優しい。怒っていないだなんて。けれどもそれでは俺の気が済みません。ええと、戻らないならばいったい、俺はあなたに何をしてさしあげればいいのでしょうか?」


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