ご奉仕ワーリィ
「……、て」
「はい?」
「そばに、ぃ、て……」
言った瞬間に、羞恥心が湧いてきた。
というか、なんだこの流れはっ。
流れに身を任せるのが私の生き方だったけど、彼に対しては私の意思で向き合いたいのに。
「わ、笑わないでよっ」
肩を震わせて笑う彼の頬をつねろうとしたけど、指をからめられた。
「笑うなって言う方が無理ですよ。――クッ。っとに、楽しいな」
「楽しいって……」
「陛下の反応が、いちいち俺の情欲をつついてくるんですよ」
にっこり、とされたあとに、また押し倒された。ばふん、とマットが大きくバウンドする。
「陛下は本当に魅力的ですよねぇ。魅力的すぎて、意識飛ぶほどに攻めたくなります」