* 甘々な先輩 *
適当に服を選んで
ソッコーでメイク。
〜っ!!
お昼はナシ!!!
友乃ちゃんまだ寝てるし
家のカギはポストに入れといてって
メールすればいっか。
あたしは急いで大学に向かった。
「おっそ。お前遅刻寸前だけど」
「あっ…、先輩…」
ダッシュで門をくぐると
なぜか先輩が立っていた。
「何でここに先輩がいるの?」
「メール」
「メール…?」
もちろんあたしには
先輩に送ったメールの記憶はない。