* 甘々な先輩 *





でも……思い当たる節はそれしかない。





「きっとそうだよ!

 ねっ、今から行こっ!」


「へっ!?友乃ちゃんどこっ…」





言い終わる前に、友乃ちゃんは


あたしの腕を引っ張って


先輩の元へ走った。





「ゆっ友乃ちゃんっ!?」


「いいからっ!」





校舎内をバタバタと走る私たちは


注目の的。


友乃ちゃん、この勢いで


教室の中に乱入でもしそうだ…。





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