* 甘々な先輩 *




あたしたちはお互いに


お互いのことを考えすぎてたんだ…。





「今日は…これでおしまい。

 ……寝よ?」





布団に手をかけた先輩は


ベッドをポンポンと叩いた。




先輩に満たされて


あたしはぐっすり眠ることができた。














【今日は早く帰る!】




そうメールがきたのは数分前。


忙しい先輩が早く帰るなんて


貴重すぎる……。



授業を終え、家に帰ってきたあたしは


夕飯を作りながら


【急ぎすぎて事故らないでよ】


と返信。




< 181 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop