* 甘々な先輩 *





2人で横に並んで座る。





「……」


「……」





沈黙……。


部屋内の音といえば


テレビでやってるバラエティーの


ガヤガヤとした音。





「…俺さ」





それを遮ったのは、先輩だった。





「詩織と出会えて

 ホントによかったって思ってる」


「どうしたの…?急に」





急に真面目な顔をして言った先輩。


だけど、視線はテレビを向いたまま…。





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