* 甘々な先輩 *





大好き。


大好き……。


これからも、先輩と一緒に


過ごしていきたい…。




そんなあたしの願いが叶ったんだ。




未だに泣き続けるあたしを


先輩は一定のリズムで


あたしの背中を叩く。




その先輩の手は効果絶大。


すぐ落ち着くんだもん……。





「先輩…ちゅー…したい」


「珍しいな、詩織が」


「いいのっ!」





先輩からガバッと離れると


自分から…キスした。





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