* 甘々な先輩 *
自分のほっぺたを大袈裟に撫でながら
「気になるなぁ〜…?」
って、先輩の顔を覗きながら猛アピール。
気づけ!
……
……。
シカトですか。
フルシカトですか。
あっそうですか。
ケータイをいじってる先輩に
それから話かけることもできずに
あたしは先輩の横顔を眺めていた。
「……なぁに?詩織チャン」
「…えっ?何が?」
「熱〜い熱視線が絶えないんで」
「…っ///」
「俺のカッコ良さに見とれちゃった?」
そういうわけじゃ…、
ないわけじゃない……。←