この愛を永遠に・・・。
「椎名ちゃんって大阪出身?」
「ああ。そうやで。」
「そーなんだ。えっ。じゃあ、両親の都合とかでこっち来たの?」
「・・・・。ウチ、親どっちもおらんねん。」
っ!!椎名ちゃんは少し暗い笑顔で言った。
「ごめん!やなこと聞いちゃったね…。」
「えーよ。えーよ。」
椎名ちゃんは明るくそう返してくれた。
さっきの罪悪感が一気に減って不思議な感じ。
「椎名ちゃん。じゃあなんでこっちの学校に?」