恋のち涙
その様子があんまり、可愛いくて、見とれてたんだ。



俺にぶつかってこけてるのに、心配することさえ忘れて――。


大丈夫?そう聞くのをやっと思い出したとき


「ゴメンなさい!!」

そう言って、また走っていってしまった。
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