愛初あいぞめ〜おいしくっフルーツパフェ!<短編集>
「 あのさぁ…
これからカラオケ行くけど…
その前に…
ひとついいかな? 」
「 いいですよ。 」
私はポテチをカゴに入れながら
顔もみないで聞いていた。
「 工藤さん、
オレ…好きなんです。」
私は言葉なく
ガン見していた。
「 ピーチが!! 」
「 あっ!
ピーチ?
私も好きですよ。 」
ビックリするじゃん!
私のことかと思ったじゃん?
「 あー、
じゃなくて…
あの!
工藤さんが好きなんです。 」
「 私もです。
高橋さんが好きです。 」
勢いで私も言っちゃったよ。
今日はじめて気になる人をみつけて、
はじめて会話して、
それなのに
その気になる人から告白されちゃいました。
仲良く紗綾たちが待っているカラオケへ
その前に…
ちょっと人があまり通らない地下道で
手をひかれて…
ちゅっ!!
されちゃいました。
「 オレ…
桃の葉エキス配合しちゃいました。 」
いやん。
私は赤面したまま
二人のところへ行くことになるんだから…
バレバレだよね?
「 これからも
桃の葉エキス配合ちゃってね。 」
私の言葉に
高橋さんも同じくらい赤面してるから…
恥ずかしくないね。
end
これからカラオケ行くけど…
その前に…
ひとついいかな? 」
「 いいですよ。 」
私はポテチをカゴに入れながら
顔もみないで聞いていた。
「 工藤さん、
オレ…好きなんです。」
私は言葉なく
ガン見していた。
「 ピーチが!! 」
「 あっ!
ピーチ?
私も好きですよ。 」
ビックリするじゃん!
私のことかと思ったじゃん?
「 あー、
じゃなくて…
あの!
工藤さんが好きなんです。 」
「 私もです。
高橋さんが好きです。 」
勢いで私も言っちゃったよ。
今日はじめて気になる人をみつけて、
はじめて会話して、
それなのに
その気になる人から告白されちゃいました。
仲良く紗綾たちが待っているカラオケへ
その前に…
ちょっと人があまり通らない地下道で
手をひかれて…
ちゅっ!!
されちゃいました。
「 オレ…
桃の葉エキス配合しちゃいました。 」
いやん。
私は赤面したまま
二人のところへ行くことになるんだから…
バレバレだよね?
「 これからも
桃の葉エキス配合ちゃってね。 」
私の言葉に
高橋さんも同じくらい赤面してるから…
恥ずかしくないね。
end