愛初あいぞめ〜おいしくっフルーツパフェ!<短編集>


気がつくと
私は保健室にいた。


私を覗きこんでいる人…

えっと…
あれ?
数学の片品先生だった。

こんなに近くで見ることないから、
顔もまともに見たことないけど…


「 かっこいいですね。
ちゃんと見ると…。 」


「 倒れて
目が覚めたセリフにしては嬉しい過ぎますね。
ボクは教室に戻るから、
もう少しゆっくりしとなさい。 」


私は
その言葉を聞いて眠りについた。


[ やっと会えたね?
花梨…
ボクの愛しい人…。 ]


[ 会えたの?
私たち? ]


次に目をあけた時
外は暗くなっていた。


ベッドの下には
私のカバンと亜咲からのメモがあった。



片品先生が家まで送っていくからって、
カバンの中に荷物積めてきたよ。
家についたらメールしてよ。
心配だから…亜咲。


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