先輩のいた学校【続編】
「ここ、撮ったことあるけどダイブ前だなぁww」
「そうなんだ?じゃぁ200円ずつね☆」
啓がお金を入れようとしたので、彩が慌てて
「あぁーいいですよ!うち払うんで!」
といったにもかかわらず、啓は
「いいよー☆俺も払いたいし。金☆」
といったので彩は反論することが出来ず、なりゆきで結局割カンになった。
『☆。*。・♪~~~』
撮影がスタートした。
「じゃぁ彩が決めていいよ、背景♪」
「えッ!じゃ、じゃぁコレと③でぇ☆」
『チャラララ~♪♪♪~- 3・2・・・』
カウントダウンが始まる。と、そのとき。
ぐいッ!むぎゅッ。
むぎゅッ!?なんだ、コレッ!!!彩はびっくりした。
『1ッ!カシャッ♪。*☆』
なぜなら啓がハグしてきたからだ。
にこッ☆
「せ、先輩ッ!」
彩は頬を赤くそめて言った。でも平気な顔で啓は言った。
「いいぢゃん☆ハグくらい。」
「だッ、だってぇ~~~・・・」
「だって???」
啓がじーっと彩を見つめて問うので彩はあせった。
「あッ!始まっちゃいますよ!撮影ぃ~」
話をかえる彩。でも啓は納得したみたいだった。