先輩のいた学校【続編】

 すると啓が彩をなぐさめるようにいった。

 「泣くなよ!?ゲーセンでたら俺らがおとりになるから逃げろよ?」

 「えッ!?でもそんなことぉぉぉ~・・・ふぇッ・・・」

 彩が泣き出したので啓がいった。

 「あぁぁぁ!泣いちゃだめだよ~・・・いいから逃げろよッ!?」

 『ダダダダダダダダ・・・ウィーン。』

 ゲーセンから出た。劫が言った。

 「おいッ!教頭!てめぇなんでこんなとこいるんだぁ!?

 あッもしかして!サボりー??俺らもだ☆」

 怖い顔をした教頭先生がついにふっきれた。

 「・・・岩本劫!お前は逃がさないぞ!今日こそ!」

 「わぁお☆逃げろ~♪」

 劫の一言でいっせいに走り出した。

 「そこからでて逃げろッッッ!」

 啓が必死にいったので彩も必死に走りながらいった。

 「分かりましたぁ!!」

 『ダダダダダダダダダダダ・・・』

 
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