先輩のいた学校【続編】
「・・・・・はぁはぁ・・・」
息切れしてきた学校への回り道。そこには彩と羽留がいた。
「うち等だけこんなとこから逃げてきてよかったのかなぁ?どうせ学校
いったら怒られるんじゃないの?」
羽留が冷静な顔していった。
「・・・・でも先輩がおもってしてくれたことだし。」
「まぁ・・・いいよねっ!先輩がいってくれたことだし☆」
『トコトコトコ・・・』
ゆっくり歩き始めた2人。
「ねぇ、彩さぁ啓先輩と付き合っちゃえばぁ???」
羽留が彩に話しかけた。
「なッ!何言ってんのぉ!?そんなこと出来ないょ~」
彩の顔が急に赤くなった。
「そぅかなぁ?私なんかかっこいいって思ったから、告ってみたし☆
そしたらOKがでたんだょ♪」
びっくりした。羽留が告白しただなんて。思っていなかったこと。
「嘘ッ!?すごいねぇ~羽留告ったんだぁ~・・・」
「そうだょ~すごいだろぉ~!そろそろ給食の時間だゎ たったと行こう?」
羽留かそういったので2人は早歩きで歩き始めた。
「お前らいい加減にしろよッ!!!!何回授業サボってるんだ!」
教務室には教頭先生の怒鳴り声が響いていた。
「はいはい~すみませんでしたぁ~」
能天気な口調で劫が言ったので教頭先生はもっと顔を怖くしていった。
「なんだその口の利き方は!?もう授業にでなくていい!!!」
劫がにやっとした。啓も呼び出しをされていたので劫のとなりにいた。
「あぁ~。なら俺等かえりますょ☆じゃね~、先生♪」
啓が劫と顔を合わせていった。
「あッ!こらぁ!待てぇぇぇぇぇ!」
『ピシャンッ』
「・・・・・くはははははははは!」
劫が急に笑い出した。すると啓も急に笑い出した。
「・・・・はははははははははは!!!」
静まり返るろうかに2人の声だけが響いた。