先輩のいた学校【続編】
「あッ!あたしは別に!それでもいいですょ!」
顔がちょっと赤くなった。
「じゃぁ俺等チョッとデートしてくるね☆」
劫が羽留を連れていってしまった。
「俺ん家こいよ、彩☆」
『ぐいッ』
「えッ!?ちょっと!先輩!」
「・・・・・・俺の家行くだけだからいいだろ?親いないし☆」
強引な啓に彩はほどこしようもなくしょうがなく行くことになった。
「先輩~、先輩の家どこですかぁ??」
「すぐ近くだよ~、ほらココ♪」
彩はびっくりして言葉を失った。
「・・・・・・・・」
なぜなら啓の家は彩の家の隣の隣の家だったからだ。
「・・・・先輩の家こんなに近かったの?」
「意外とちかかったんだね☆」
『がしゃ。』
「先輩の家って広いですね。」
玄関には4足の靴。それとパンプスやブーツ。
部屋の奥にすすむと大きなダイニングルーム。
「俺の部屋は2階だから階段あがって☆」
『トントントン・・・』
テレビも何もついていないので2人の足音だけが響いた。
『ガシャッ』
扉をあけるとには漫画が散らばっていて、ちょっとタバコのキツイにおいがした。
「ひろ~い」
その他は黒いソファやベッドなどの置いてある10畳くらいの洋室だった。
片付いてはいないけど、家が大きいのでやっぱり部屋も大きかった。
「適当にその辺すわって?」