先輩のいた学校【続編】

 でも、その次の日私は岩本劫と会うことになってしまった。 
 
 「おはよぉーww☆」 
 
 「おはよー・・・」

 羽留は朝によわいのであまり元気がよくなかった。・・・が

 「あっ!先輩だっ!先パーイッ♪♪♪」

 羽留の視線の先には岩本劫がいた。

 「おぉ~!おっはぁ!羽留チャン☆」

 劫は慣れた口調で羽留と会話をしている。

 「・・・・・・羽留!私待ち合わせしてたなんて一言も!」
 
 彩は慌てたように言うが、羽留はそんな言葉も耳に入っていない・・・

 「先輩っ!おはよぅございまぁす♪」
 
 「あれっ!?このコは???羽留チャン。」

 劫が彩の方を見ていった。

 「あッ!私の友達の木下彩ですっ☆」

 劫の友達も彩のほうを見た。

 「あッ。彩ですっ!よろしくですッ!」

 「よろしくね♪」

 劫以外の友達も口をそろえていった。

 『彩ッ!みんなカッコイイでしょぉ♪』

 ひそひそ声で羽留は言った。

 『うッ。うん・・・』

 苦笑いをして彩はいった。

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