先輩のいた学校【続編】
 
 「何言ってるの?遅刻でいいじゃん☆」

 羽留は劫と顔を見合した。

 「そうだよ♪彩ちゃん☆遅刻しちゃえぇー!」

 「えっ!でもッ・・・」

 彩も劫の言うことには遅刻せざる終えなかった・・・

 

 30分の遅刻で私達は朝会が終わってから学校に着いた。

 「んじゃ、俺達はここで☆」

 劫たちと彩たちは別れてそれぞれの教室に向かった。

 彩と羽留は同じクラスだったので、怒られるのがあまり不安じゃなかった。

 『ガラッ!』

 教室のドアを開けると、いっせいに2人のほうをみんなが向く。

 「こらっ!!!何分遅刻してると思ってるの!」

 彩のクラスの担任の福山先生が怒鳴った。

 「うぜぇなぁー!しょうがねぇだろっ!遊んでたんだからっ!」

 羽留が福山先生に怒鳴り返す。

 「うざいって!なんだその口の利き方はっ!!!」

 「彩もなんか言ってやれよ!」

 羽留が彩に回す。元々彩は福山先生が大嫌いだったのでもちろん

 反論した。

 「そうだよっ!しかたねぇだろーがっ!このヘボ教師!」

 ヘボ教師・・・先生はその言葉を聞いてついにふっきれた。

 「2人ともなんですかっ!ちょっと教務室にきなさいっ!」

 福山先生に引っ張られ仕方なく教務室へ行く2人。

 
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