先輩のいた学校【続編】

 「ったくどんだけ長い説教してんだよだしねッ!」

 羽留がご機嫌を損ねた顔で言った。

 「そォだよーッ!まぁでも、1限サボれたからいいじゃん☆」

 彩はそう前向きに羽留に言った。

 「まぁそうだねン♪それに、先輩みれたし☆」

 羽留がそう言うと、2人は笑って教室に戻った。


 『ガラッ!』

 2人が教室に戻ると

 「彩ッ!羽留!大丈夫だったぁ?!」

 と羽留と彩の友達がよってきた。
 
 「うん、全然平気だよねーッ☆」

 「うん♪全然平気ぃーww☆」

 友達に向かって笑顔でそういった。すると、
 
 『キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪・・・』

 2限のチャイムが鳴る。次は体育で移動教室だった。

 「遅れちゃうよ!早く行こう!」

 2人をひっぱって、友達が体育館に向かった。
 
 「は~や~い~ッ!!!」

 「早くしなさーい!」

 体育の先生が4人を見て叫んだ。

 「はーーーいッ!」

 『ガシャッ』

 体育館のドアが閉まり、授業が始まる。
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