これがあたしの初恋
*prologue*
ほんまは言いたかった。
あなたのことが好きなんや.って。
幼かったあたしは
あなたのために
何も出来んかった。
役に立てんかったよ。
でもあなたは
こんなあたしに
いつも笑ってくれた。
元気をくれた。
ワガママで意地っ張りで
頑固で不器用で…
迷惑ばっかかけてごめんね。
感謝はしてもしても…
しきれへんよ。
あれから毎日泣いた。
あなたのこと想って。
幸せって何?
友情って何?
愛って何?
何も知らんあたしに
あなたは沢山の事を
教えてくれた。
幸せの意味、友情の存在、
愛の尊さ、そして
別れのツラさ。