高2LIFE



「うん。夕日が沈むころ、少しの短い間にできる夜と夕焼けの狭間の紺色の空がすき…」

そんな空、意識したこともなかった。

予想では、木戸さんはきっと夕焼けと答えるだろうと思ってた。

ただ、純粋にイメージで。

紺色の空……夕焼けとは、遠からず近からずといったところかな?

木戸さんのおかげで、また新たな興味ができた。

やっぱり、木戸さんは他の誰かとは違う。

そんな気がしてならない。

もっと、もっと木戸さんに魅せられたい。

この2人でいられる瞬間が、永遠に続いてほしい、そう切実に思った。



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