跪いて、愛を誓って【密フェチSS】
気が付くと、彼がわたしを身体を愛おしそうに見詰めていた。
「見ないで」
「どうして?こんなにキレイなのに」
そう言って、わたしの脚を細い指先でなぞっていく。
その仕草が好き。愛されていると感じるから。
わたしの表情を確認するような、上目遣いの熱い眼差しも。
初めて身体を重ねた時と同じように。
そう、そのまま。跪いて、愛を誓って。
そして、永遠の約束を頂戴。
彼はわたしを見詰めたまま、恭しく微笑んだ。
「そろそろ、独り占めしてもいいですか?」