お嬢様は執事様!
Story 6
庭でゆっくりとティータイムを
過ごしたあと、葵さまから
『今日は慣れない場所で
大変だったと思うから、
もう休んでいいよ。』
という有難いお言葉をいたたぎ
自室で休むことにした。
…ふー、
みんな今頃何してるのかな?
大和は峰坂様のお屋敷で
営業スマイル浮かべてんのかな…。
って!
また大和のこと考えてるぅうぅぅ!
最近あたしおかしいよ?
き、キスされてからなんか
意識しちゃうし…
「あ゛ーーーーっ!
モヤモヤするっ!」
誰か、誰かあたしのことを
救って下さい。
あたしは考えることに疲れ
ベッドに身を投げた。