お嬢様は執事様!
「そうかな、ありがと…。」
「お嬢様のクラスは
Sクラスになります。
くれぐれも女ということが
バレないようにして下さいね。」
Sクラスねー…
なんか凄そうなクラスだな。
SクラスのSって
スーパーかな、いやスペシャル?
スウィートとかいいな…。
そんなことを考えてると
運転手さんの言葉で現実に
引き戻された。
「お嬢様、よだれがでております。
まずは職員室へ行ってくださいね。」
よ、よだれ!?
危ない、危ないっ。
あたしとしたことが…。
よだれを拭いあたしは職員室へと
足を進めていった。