お嬢様は執事様!
「失礼しまーす。」
ガラガラッと職員室のドアを開けると
やっぱり豪華な部屋が広がっていた。
「おぉ、城崎か。
遠いところよく来たな。」
声のした方を振り返って見ると
いかにも執事してますのお兄さんが
立っていた。
「俺はお前のクラスの担任の
スミス・リチャードだ。
Mr.スミスとでも呼んでくれ。」
ふーん、Mr.スミスね…
けっこう、いやかなりイケメン!
スミスは←(勝手に呼び捨て)まだ
若そうでいて、見た目から
温和そうな感じだった。