お嬢様は執事様!






「…は? 俺 男だよ。

どっからどうみても男だろ!」



「俺には女にしか見えねぇ。」



緊張と焦りで手に汗が

滲んできた。




「そ、それは青山くんだけだ。」



「お前女だろ?

いい加減言えよ。」





そう言って青山くんは近づいてくる。




あたしはベッドの上を後ろ向きに

進み逃げようとしたけど

壁まで追い詰められてしまった。






やばいっ、さっきと

同じパターンだ。






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