お嬢様は執事様!
ドンッと鈍い音がして
青山くんはベッドから落ちた。
「いってぇ…。」
青山くんは顔を歪めている。
ど、どうしよっ!
強く押しすぎちゃった。
慌ててベッドから降りて
青山くんの顔を下から覗いた。
あたしのせいで怪我しちゃった?
そう思うと怖くて また、
涙が滲んできた。
「ごめんね、青山くんっ!
あたしこんな力入れたつもりじゃ
なかったんだけどっ… 」
すると青山くんの頬が赤く
染まった気がした。