お嬢様は執事様!
あたしペアなんてできるかな…。
ふと3人を見てみると、既に
たくさんの女の子に囲まれていた。
『大和様!今回はぜひ私の家で!』
『いいえっ、私ですわ。』
『理紅様は私の執事にっ!』
『虎様ーっ!』
だから3人とも憂鬱そうな
顔をしてたんだね…。
それに普通、お嬢様が執事に相手に
様付けなんてしないでしょ。
そんなことを思ってると、
だんだんあたしの周りにもひとが
集まってきた。
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