天神学園高等部の奇怪な面々24
と思った矢先。

「走る棺桶クラッシャァアァアァッ!」

「ぼげはっ!」

突如突っ込んできた生物教師の強烈な蹴りによって、エンリィは廊下を転がりながら吹っ飛ばされた。

そりゃあ強烈だ。

その生物教師の右足には、どう頑張っても抜けずに文字通り『棺桶に片足を突っ込んだ』状態である棺がはまり込んでいるのだから。

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