天神学園高等部の奇怪な面々24
カラスは花音の言葉に興味がないかのように、プイとそっぽを向く。

「花音ちゃんが話しかけてあげてるのに、無視とは酷いぴょん!返事するぴょん!」

花音、カラスに向かって無理難題。

五所川原の腕をわちゃわちゃ振り回して抗議する。

そんな彼女に呆れたのか。

「あっ」

カラスはピョンピョン飛び跳ねながら、廊下の方へと出て行く。

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